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今に生きるという思考

投稿日:2017年4月26日 更新日:

 

● 今に生きるー『今できることをする』『今に集中する』ー

我々の目の前には、

「現在」「過去」「未来」という3つの思考の

選択が存在します。

分かりやすく言うと、

現在、過去、未来という3本の紐がぶら下がっていて

どの紐も引っ張ることができるということです。

結論から言いますと、

この中で「今の紐」を選択できることがフロー状態を導く

ライフスキルなのです。

 

ただし、殆どの人は過去か未来の紐を引っ張っているのです。

過去の紐を引っ張るという例を考えてみましょう。

 

試合をしながら、

「あ~、さっきミスパスをしなければな」とか

「もーっ、何であんなシュートをはずしてしまったんだ」

という状態で頭が満たされている状態です。

テストや試験で、

「もう少し勉強しておけば良かった」

「あそこのページを見ておけばなー」

「何で昨日、勉強しないで寝てしまったんだ」など、

過去を悔やむ思考です。

人は認知の脳が優れているので、

油断をすると、過去の紐を引っ張り、

過去のことを考えて意味づけをしようとします。

過去はすでに起こってしまった事実なので、

それを分析するために思考が向きやすいのです。

 

ですが、

過去は絶対と言っていいほど

変えることができないのです。

それなのに、

変えたいと思う過去のことを考えれば考えるほど、

後悔というマイナスな感情が生じて揺らぎ、

過去へのとらわれが起こってきます。

それは、ノンフローな状態です。

いつもノンフローな人は、

後悔するようなことが多く起こるのではなくて

過去の紐を引っ張る率が高い、

ということなのです。

 

一方、

人は今に生きようとすると、

目の前の大変なことを避けようとして

何も起こっていない未来に思考を向けてしまう習性があります。

つまり、未来の紐を引っ張っている状態です。

 

例を挙げてみましょう。

試合が始まる前から、「負けたらどうしよう」とか、

シュートをする前から「はずしたらどうしよう」とか。

まだ試合は始まってもいないし、

シュートもしていないのに、

思考だけが未来に行ってしまっていて、

認知してしまう状態です。

つまり、

意味をつけようとしてしまうのです。

ですから、未来の紐を引っ張ると、

人は不安というマイナス感情により

揺らぎが生じてしまい、

ノンフロー状態になるのです。

いかがでしょうか。

こういう思考になった経験はあるはずです。

 

そして、今に生きるためには、過去のとらわれ、とも

決別しなくてはならないのです。

自分の勝手な思い込みによる認知で、

不快な気分を誰かに与えて

人間関係を悪くしているのであれば、

その人に思い切って謝り、過去を清算する

また、

いまだに過去のことを根に持っている自分がいるのなら、

それを“許す”

ということをする。

 

さらに、

「今の真実」を見つめるということ。

今の真実とは、

目の前に起こっている「外側の出来事」だけではありません。

その出来事に、どんな認知で、

どんな意味づけをして、

どんな感情が生まれているのかという、

内側で起こっていることまでも含めて、

「今の真実」ということなのです。

 

誰でも「今に生きることが大事だ」とは

知っているし、理解しているのです。

しかし、それだけではなかなか今には生きられない。

常に『今に生きる』『今できることをする』

『今に集中する』『今に全力』

1日30回唱えることが大事です。

今に生きるという思考の選択を脳の中に形作ることが重要なのです。

 

今に生きることができていなければ、

心はノンフロー状態になるので、

どんなにするべきことが明確であっても、

その行動のレベルは向上しない。

つまり、

そこそこの行動になり、そこそこの結果にしかならないのです。

 

認知の脳で過去を分析して、反省をすることも良し、

未来を見て、目標を明確にしていくことも大切です。

これは、どんな成功本にも書いてあります。

 

過去への後悔や罪悪感を取り去り、

未来のまだ起きていない出来事への不安を取り除き、

今起きている出来事に対して、

自分がどうとらえて、何を感じているのかを見ること。

是非、今に生きてください。

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