フローという状態とノンフロー状態

投稿日:2017年4月24日 更新日:

 

あなたは、こんな経験がありますか?

 

時間を忘れるほど夢中になって、

1つのことに没頭した経験を持っている

 

不思議なほどに集中力が高まり、

最高のパフォーマンスを発揮したことがある

 

仲間と一緒に1つのことを成し遂げたときの、

素晴らしい充実感を味わった

 

自転車に乗る練習を、繰り返ししていたらある瞬間に乗れた

こういう経験は、子供のころからの記憶をたどれば
誰でも1度はあるはずです。

報酬や見返りなどを一切気にすることなく、

そのことに没頭していることが、

何より楽しく、

何にも代えられないほどの充実感を感じる瞬間。

この最高の瞬間を、フローというわけです。

 

現在では、この「フロー」という理論は、
様々な方面で注目を浴びています。

お聞きになったことはありますか?

実は、
スポーツ界、芸術、教育、ビジネス界にまで広がっています。

「フロー理論」そのものを作中で取り上げているコミックもあるようで、

フローという言葉に触れる機会も最近では増えてきているようですね。

 

心は見えないものです。
あるかどうかも、証明できない。

ただ、私たちには24時間心の状態が
何かしら存在していることは確かです。

また、心の状態が行動の質や、
結果に関与していることも知っています。

つまり、私たちは様々な状況下で、
いろいろな行動をしていますが、
その時の心の状態はフロー状態なのか、
フロー状態でないのか、のいずれかであるということです。

そして、心がフロー状態であれば前述したように、

何にも揺らがず、捉われずに

没頭し、楽しく、充実した瞬間と結果を手にする、

ということの可能性が高まるのではないか、

と言われているのです。

 

でも、それって一流の人だけでしょ?

そう思ったあなた、大丈夫です。
知らなかっただけです。

 

実は、
このフローな状態をつくるためには、

「第2の脳」を鍛えることが大事なのです。

自動的に自分の心を「揺らがず・とらわれず」の状態に導ける、
もう1つの脳の機能としてのスキルです。

常にフローな心の状態を、
いつでもどこでも作り出せるスキルを学んでいき、
実践していきましょう。

 

人間の脳には、大きく分けて4つの機能があると言われています。

1 生命維持機能

呼吸して生きていられる状態

 

2 知識の機能

記憶をつかさどる機能

 

3 認知の機能

自分の周囲の状況や出来事に対して意味づけをする機能

 

4 生きること以外のスキルを学習し獲得する機能

ピアノやギターが弾ける・語学のスキル・箸を使うスキルなど

 

この中でフロー理論に最も影響があるのが、3の「認知の脳」です。

感情の揺らぎによって、
潜在意識の中に思い込みなどの「とらわれ」を形成し、
記憶がバックアップして「とらわれ」を固定化していきます。

つまり、
何度もそのとらわれを繰り返し思い出すことで、
これはこういうことだ、と思考を固定してしまうのです。

「揺らぎ・とらわれ」の心の状態は、

この認知の脳の機能が生み出します。

 

具体的な例を揚げてみましょう。

「雨が降っている」という状況に対して、
認知の脳の機能が働き、

あー、雨が降っているなと認知して、
「傘を差す」という行動を決定します。

その一方で、

「雨は嫌だな」という意味付けから
マイナスな感情をも作り出しています。

雨が降って、傘をさしている自分だけは
想像できるでしょう。

しかし、そこにマイナスな感情が
起きていることは、
想像できないですよね。

ただ、「雨が降っている」だけであるのに、
このような感情を作り出し、行動が緩慢になったり、
行きたくないなどパフォーマンスを低下させます。

このような

「揺らぎ・とらわれ」の心の状態を『ノンフロー状態』と言います。

 

私たちは、朝から晩まで、外部の状況や出来事に対して、
意味づけという認知を繰り返しながら生きています。

人間がこの脳の機能を持っている以上は、
誰もがノンフロー状態になるリスクを負いながら生きているということです。

あなただけではありません。
人間すべてがノンフローになるリスクを背負っているのです。

そして、残念ながらほとんどの時間を
ノンフロー状態に傾いたまま生きているのが現状です。

そこそこのパフォーマンスしか発揮できない人生を送りながら、
不満を抱き、自信を持てないまま生きてしまうのです。

 

つまり、認知の脳が我々の心にノンフローの状態を作り出し、
我々の行動を制限させているのです。

このことを知ったうえで、

フローの状態を作り出す「第2の脳」のスキルを知り、
実践していくことが重要です。

この第2の脳のスキルを
これから解説していきます。

 

 

 

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