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ポジティブだけでは進めない

投稿日:2017年4月25日 更新日:

 

ポジティブ思考が当たり前の言葉として定着しています。

しかし、

実際にこの社会に大きなプラスとなる変化は、

起きていないように感じます。

むしろ、

社会は病んでいっているのではないでしょうか。

 

それは、

ポジティブを知っているだけでは何も変わらないし、

日本人が外国語の感性を持っていないため、

腑に落ちていないから

と言うことではないでしょうか。

知識や記憶といった脳の機能に働きかけても、

心には何の変化も起こらない、

ということでしょう。

 

もう1つ挙げるとするならば、

認知脳の働きに関連していることです。

『認知を無理矢理にでも変えさえすれば、

心の問題は解決する』という考え方。

これがポジティブになっていかない理由ではないでしょうか。

実際に、認知は簡単には変えられません。

この点を無視していることが、

ポジティブ思考の問題ではないでしょうか。

 

外部の状況や出来事に対して、

人間は誰でも、

その人特有の認知という意味づけを起こします。

これは、例外なく起こることです。

そして、この認知は簡単には変えられないのです。

例えば、よくポジティブ思考に使われる

『コップの水』の話があります。

 

コップに水が2分の1入っているとします。

この状態を「半分しかない」と認知してしまう人に、

「それはネガティブだから、ポジティブに考えるべきだ。

半分もあるんだ、と認知せよ。」

と言ったところで、単純に認知は変わるだろうか。

変わるわけがないでしょう。

 

潜在意識の中にある自分の固定観念の「とらわれ」や、

脳に刻まれている知識が後押しして出来上がった

強固に作りあがっている認知は、

たやすく都合良く、変わるなど、あり得ません。

 

また、「雨は嫌い」という認知をしている人に対して、

認知次第、考え方次第で雨は好きになれる、などと言って、

「雨も人の役に立っている」とか、

「この水が飲めるのも雨のおかげだ」などと言われても

違和感が出てきますね。

それは、

無意識の中で「雨は苦手で嫌い」という認知が存在していて、

簡単に変わらないからです。

つまり、

どうあがいても自分の認知の枠から出ることはできないのです。

 

ポジティブ思考は、認知の脳を使う話です。

見えるものに焦点を当てて、

ポジティブ・ネガティブという結果を重要視することになるので、

無理があって苦しくなります。

短期的に、認知を変えて行動の変化を起こして結果を出すには良いです。

プレゼンの時、発表会の時、試験の時など、

短期間で力を発揮させたい時には有効な手段ではあります。

 

コップに半分の水が入っているとき、

「半分もある」と認知することも、

「半分しかない」と認知することもできます。

一般には、「半分しかない」と認知する人はネガティブだから、

「半分もある」とポジティブに考えようとする。

同時に、その時点で「半分しかない」と考える自分は駄目だ、

と認知している。

ポジティブになるはずが、自分は駄目だ、と感じているのです。

ポジティブでない自分は駄目だ、やっぱり駄目な人間だ、と

顕在意識で感情が作り出され(揺らいで)

それを日々繰り返し思い出し、自分に言い続けることで

無意識に刻みこまれます(とらわれ)

 

認知が出来上がる前に、良い認知を作ることは素晴らしいことです。

ですが、いったん出来上がった認知をポジティブに

と言い換えるくらいでは心の状態というものは、

変えられないのです。

 

どんなことにも本来は意味が付いていない・・・

こういう視点に立って、

心に焦点を当てる考え方が必要となるのでは

ないでしょうか。

自分はポジティブだ、

あいつはネガティブだと

結果を比較する前に、

自分を「揺らがず、捉われず」であるフローにすることを意識して、

その方法を学んで実践する。

これが、無理なくポジティブに移行させていくことに繋がるのです。

 

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